かつてビットコインは「詐欺」だと発言し、仮想通貨業界へ少なからず影響を与えたジェイミー・ダイモン会長。
もし米金融大手JPモルガン社にビットコインを扱うトレーダがいれば「解雇」するとまで発言していた。
そんなダイモン氏が「ビットコインは詐欺」発言を後悔していると言う。
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン会長兼最高経営責任者(CEO)は、仮想通貨「ビットコイン」に対する姿勢を軟化させている。
ダイモン氏は9日、FOXビジネスとのインタビューで、ビットコインを「詐欺」だと呼んだ先の発言について「後悔している」と語った。
ビットコインについての質疑応答は2分にも満たず、コメントも短いものだった。だがダイモン氏は仮想通貨について、「ブロックチェーンは本物だ」と指摘。これはビットコインや他のデジタル通貨の取引を支える「オープンレジャー」技術を指した発言だ。
参考:The Wall Street Journal
何がダイモン氏の考えを変えたのか?
ビットコインは「将来性がない」「ビットコインを取り扱うのは愚か」とまで発言していたのに、突然の後悔宣言。
おそらく発言後結構早い段階から後悔していたのだと思います。
今回後悔しているとまで言わせた背景としては、「政府の対応」が肝だとのこと。
どういうことかというと、世界で通用する米ドルに対して仮想通貨の立ち位置に重点をおいていた。ということになる。
そもそも仮想通貨が活発になり、ドルや円を脅かす可能性が出てきたとき、政府が抑制行動をおこすのではないか?と想定していたが、まさかの政府の受け入れにより今後も通用する通貨になりうることが分かった為、スタンスを変えたのでしょう。
どちらにせよダイモン氏にここまで言わせているのだから、今後JPモルガンも会社を挙げて何かしら行動を起こしていくこと可能性があることは仮想通貨業界にとっては、大きい影響となるでしょう。
今後の動向に期待したいです。
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