【解説】仮想通貨LISK(リスク)が2017年11月に高騰した理由

元々は9月にアップデートが予定されており、それに伴い価格が高騰したのがつい先日のことかのように覚えていますが、結局9月にはアップデートがなく、延期されていました。

そのLISK(リスク)が再度高騰を見せている理由を説明したいと思います。

1.そもそも仮想通貨LISK(リスク)とは

リスク(Lisk)は分散型アプリケーションプラットフォーム(ブロックチェーンに基づき、管理者が不在でも自動で動くプラットフォーム)に分類されます。
また、そのプラットフォームで利用される通貨を「LISK」と呼びます。

特徴としては、「スマートコントラクト」「サイドチェーン」「フォージング」「javascriptの採用」と言ったキーワードに着目されています。

Lisk(リスク)とは

Liskは分散型アプリケーションプラットフォームです。プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。Liskには3つの特徴があり、一つ目はスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用していること。二つ目はアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用していること。三つ目は、DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムを開発者が自由にカスタマイズできることです。
コインチェック公式サイトより

詳細については、別の記事にまとめておりますので、こちらの記事を参照してください↓

【解説】コインチェック取扱通貨~Lisk(リスク)とは~

2017.10.27

2.仮想通貨LISK(リスク)の価格が高騰した理由

では実際に、下記のチャートを見て分かるとおり、高騰している理由だと思われる要因を説明していきます。

ーミートアップ(@ベルリン)開催ー

LISK(リスク)は11月22日にミートアップがベルリンにて行われる予定となっています。
価格が大幅に高騰したのは、この「ベルリンミートアップ」の開催による影響(期待感)が一番大きいみたいです。

ミートアップの内容としては、何かしらの「重要発表」と「リブランディング」の日程が発表される予定とされていますが、大手企業とのパートナーシップ等の発表も考えられますね。

※リブライディングとは

今までのLISK(リスク)ブランドをフルスクラッチで構成しなおすことをさしています。
なので、もしかしたら名称やコードの変更もありえますね。

リブランディングの内容としては、以前に発表されていた内容から推測すると、ユーザビリティの向上や企業との開発パートナーシップ等が考えられます。

 

ーCore 1.0(リスクコア1.0)リリースー

Core 1.0のアップデートについても期待度が高くなっています。core 1.0のアップデートではサイドチェーンの強化と、規模の拡大化を実現する予定とされています。

アップデートの日程としては、2017年12月を予定されていますが、詳しい日程はまだ発表されていないので、ベルリンミートアップ時に発表されるみたいですので、そこまでは右肩あがりで高騰していくのでないでしょうか。

このアップデートは元々、2017年9月に実装される予定でしたが、12月へ延期となっていました。
9月アップデートを期待していた人たちが投資していた分の資金が、延期に伴い流れたため、一時的に価格が下がりはしましたが、その当時の最高値をすでに大幅に更新している状態です。

これらの価格の推移からも、いかに期待されているかを読み取ることができます。

しかし、もしまたアップデートが延期・中止となった場合は、理由にもよるでしょうが一時的に下げ(売り)が走ることになることが推測されるので、注意が必要となります。

ーSDKの配布ー

※SDK(ソフトウェア開発キット)とは

SDKとは、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや文書などをひとまとめにしたパッケージのこと。システムの開発元や販売元が希望する開発者に配布あるいは販売する。近年ではインターネットを通じてダウンロードできるようWebサイトで公開されることが多い。
IT用語辞典より

SDKを一般に公開・配布することにより、多くのエンジニアがサイドチェーンを用いた開発に携わることが可能となり、より効率的に開発を行える環境が整うことにより、さらに良い仮想通貨と成長することを期待されています。

また、LISK(リスク)の開発言語についても、「javascript」を採用している為、世界の多くのプログラマが関わりやすくなっています。
※「javascript」は世界で使用されているプログラミング言語のトップグループに位置している。人間の言葉でいう英語みたいなもの

公開時期としては、アップデートと同様の12月が予定されていますので、こちらもミートアップで決定日時が発表されるのでしょう。

3.今後について

順調に価格を伸ばしているLISK(リスク)ですが、価格の変動が激しいので、高騰するときはあっという間ですが、その反面気づいたら10%以上の暴落があっても不思議ではありません。
様々な要因によって、価格が変動しますが、通貨としてはイーサリアム(スマートコントラクト実装の仮想通貨)ベースの仮想通貨ですので、イーサリアムの価格に左右されやすいのはもちろんのこと、仮想通貨市場(ビットコイン)にも大きく影響されています。

ひとまず近々のミートアップの内容を踏まえ、買いに走るのか、売りに走るのかを検討してみてもよいのではないでしょうか。

22日を楽しみに待ちましょう!

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【必須】日本で最も評判の取引所「コインチェック」の正しい使い方とメリット・デメリット

2017.09.14

 

最後に:複数取引所を登録する必要性とは

仮想通貨取引所はいくつか登録しておき、相場(価格や手数料)により、使用する取引所を代えて取引する事が手数料等を抑えて損をしないための重要なポイントになります。
登録数が多く、オススメできる国内取引所を紹介します!

1.coincheck(コインチェック)~初心者にオススメ~

初めて仮想通貨を取り扱う人に使ってもらいたい取引所です。
WEBサイトやスマートフォンアプリが非常に使い易く、少額から取引が可能ですので、初めて取り扱う人には最適です!
取扱通貨数が多いことも魅力のひとつです。

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2.Zaif(ザイフ)~低手数料、自動積立~

最大のポイントになるのは手数料の低さではないでしょうか。Nem(ネム)の場合、取引手数料が0.1%とかなり低いので、他所でNem(ネム)を取扱いしている方は、こちらへ切り替えた方がよいでしょう。
また、新たなサービスとしてビットコイン・イーサリアムの自動積立を行っています。定期預金のように毎月決まった額分自動で購入が可能となります。

3.bitflyer(ビットフライヤー)~CMでも有名な取引量国内1位~

国内ビットコイン取引量1位の老舗取引所であるbitflyerは、安全性が高いのはもちろんのこと、ビットコインFXサービス(レバレッジ15倍)も提供していますので、仮想通貨の取扱いに慣れてきた人にはオススメです!

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