銘柄 | コード | 発行 上限 |
時価 総額 ランク |
その他 |
・リスク |
LSK | ー | 17位 |
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注目を集めているLisk(リスク)の将来性と特徴、その他仮想通貨との比較についてご紹介していきます。
目次
1.仮想通貨Lisk(リスク)とは
リスク(Lisk)は分散型アプリケーションプラットフォーム(ブロックチェーンに基づき、管理者が不在でも自動で動くプラットフォーム)に分類されます。
また、そのプラットフォームで利用される通貨を「LISK」と呼びます。
Lisk(リスク)とは
Liskは分散型アプリケーションプラットフォームです。プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。Liskには3つの特徴があり、一つ目はスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用していること。二つ目はアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用していること。三つ目は、DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムを開発者が自由にカスタマイズできることです。
コインチェック公式サイトより
2.仮想通貨Lisk(リスク)の特徴
スマートコントラクト
スマートコントラクトとは、プログラムが契約行為を自動的に行ってくれるというものです。
スマートコントラクトとは、「契約の自動化」です。直訳では、賢い契約となりますが、ビジネスロジックやあらゆる契約をコストが掛からず、また契約内容を実行させる点において、自動的に行えるため、「契約の自動化」と訳されています。
ー全ての履歴が残り誰でも閲覧ができるー
ブロックチェーンを用いて契約情報を保持するので、情報が全て自動で記録されます。
契約では、契約書を作成して第三者の認証が必要な場合でも、認証を省略し自動化することが可能となっています。
ーコスト低下が見込めるー
契約の自動化に伴い、人件費・時間に関したコストを削減することが可能となります。
サイドチェーンを利用している
サイドチェーンとは、ブロックチェーンに変更を加えることなく、仕様の変更(ハードフォーク)を行うことが可能になる仕組みです。例えば、イーサリアムがブロックチェーンの仕様変更を行った時に、ハードフォークが行われ、イーサリアムがイーサリアムクラシックと分裂する結果となってしまいました。それに対してLisk(リスク)に関しては、仕様変更の際にサイドチェーンを利用することが可能ですので、分裂をせずに仕様変更が可能という特徴があります。
イーサリアムの場合は、主のブロックチェーンに契約情報等を持たせていますが、Lisk(リスク)の場合は、メインチェーンではなく、その上の枝になっているサイドチェーンに情報を持たせているので、ブロックチェーン(メインチェーン)を変更せずに、仕様を変更することが出来るのです。
フォージングについて
LISK(リスク)のマイニングは、「フォージング」と呼ばれています。
LISK(リスク)のフォージングは毎年量が減っていく特徴があり、ビットコインは約10分に1ブロックをマイニングしていますが、LISK(リスク)は約10秒に1ブロックをフォージングしています。
javascriptで記述されている
LISK(リスク)は、javascriptを利用してプログラムが記述されています。javascriptはプログラミングの世界で一般的に使われている言語となるので、使うことが出来るエンジニア数がとても多く、開発が進みやすいというメリットがあります。
対してイーサリアムは「solidity」と呼ばれる専用のプログラミング言語を利用していますので、イーサリアムの改良をする目的のために言語を習得する必要があるため、多少ハードルが高くなっています。
3.仮想通貨Lisk(リスク)の将来性
・Microsoft社との提携
2016年3月のクラウドセールの際に、とてもホットな話題になった「Microsoft とのパートナーシップ」。AzureにLisk(リスク)プラットフォームを組み込むとか組み込まないとか、様々なところで話題となっていましたが、その際に資金調達した金額(ビットコイン)が 14,000BTC 。現在の時価では91億円程度・・・すさまじいですね。それに伴いLisk(リスク)の価値も高騰し、下記チャートの最初のトンガリがそのタイミングでしょう。
Windows10等にも組み込まれる可能性があるので、採用実績が増えることでまだまだ価値は上がる見込みがもてる気がします。
4.仮想通貨Lisk(リスク)の購入方法
・国内取引所での取り扱いはコインチェックのみ
Ethereum(イーサリアム)やRipple(リップル)、Zcash(ジーキャッシュ)やDash(ダッシュ)の取扱いができる注目の取引所「コインチェック」についてはこちら
5.狙い目とまとめ
LISK (リスク)のサイドチェーンは、大きな可能性を秘めていると思っています。
サイドチェーン上で「新しい仮想通貨の開発」や「サービスの開発」の実現も可能となるでしょう。
また、サイドチェーンを用いた開発を「より簡単に」するためのツール「SDK」も開発しているため、今後より多くの企業が採用し、開発をしていくのではないかと考えられます。
2018年にはスマホユーザーをターゲットとした、アプリケーション・プラットフォーム化を目指しているとのことですので、イーサリアムを超える通貨になる可能性も秘めているのではないでしょうか。
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