【徹底調査】Mijin(ミジン)の新型コアエンジン「Catapult」とは

今話題の「Nem(ネム)」と、国内仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」やプライベートブロックチェーン「Mijin(ミジン)」でおなじみのテックビューロ社が定型して採用する、新型コアエンジン「Catapult(カタパルト)」について説明します!

新型共通コア「Catapult(カタパルト)」とは

新型コアエンジン「Catapult」を一言で言えば、「Mijin(ミジン)の進化版」のようなものです。
進化してどのようになるかというと、とにかく「処理速度の向上」がすごいのです!想定ではリップル(1秒間に出来る処理回数約1,000回)の4~5倍になるとか・・・

Mijin(ミジン)からの修正点としては、以下になります。

  • JAVA言語からC++言語への移行によるパフォーマンスの向上
  • メモリー管理の効率化
  • 柔軟性の向上
  • スループットの向上
  • 全体的なパフォーマンスの向上
  • 安定性の向上
  • httpプロトコル通信からソケット通信への低レイヤー移行
  • ネットワーク通信の効率化

Mijin公式サイトより

あきらかにパフォーマンスは上がるでしょうし、本当に実装されたとしたら、間違いなく現状でNo1の高性能コアエンジンとなるでしょう。
すでにMijin(ミジン)では銀行と提携した実証が始まっているので、金融機関でも問題なく使用ができるはずですので、今後さらに色々な分野で活用されそうですね。

もちろんNem(ネム)にも搭載されるので、以下のようなイメージとなります。

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引用:Mijin公式サイト

Nem(ネム)とMijin(ミジン)の提携の詳細について

オープンソースプロジェクトであるパブリック型のブロックチェーンNem(ネム)に対して、2015年秋からNem(ネム)コア開発者3人がテックビューロ社の元で開発してきたプライベート型のブロックチェーン技術が「Mijin(ミジン)」です。

提携の詳細について簡単に言うと、「Mijin(ミジン)が進めてる新しいコアエンジン、Nem(ネム)でも使えるから提供(投資)するよ!その代わり、色々と協力してね!」ってとこみたいです。

「Mijin」は、地理的に分散した環境で秒間4桁のトランザクションを安定して捌くなど、プライベートな利用環境では圧倒的なパフォーマンスを提供します。2016年4月にはDragonfly Fintechの協力により、銀行による第三者実験によってMijinが勘定システムとして適用可能であることが実証され、性能だけでは無くその堅牢さも証明されました。

2016年初頭から密かに開発が進んでいたMijinの新型コアエンジン。テックビューロはそのエンジンの完成と同時に、それをNEMに無償提供することでオープンソースプロジェクトに貢献することを決定いたしました。これによりMijinとNEMのブロックチェー技術をより強化させ、両者の関係をさらに密接とし、双方のリソースを活用しながら相互の発展を加速することを目的として今回の提携と相成りました。
Mijin公式サイトより

Nem(ネム)の見解

Catapult(カタパルト)プロジェクトは、Mijin(ミジン)プラットフォームに修正を加え、改良に改良を加えた、仮想通貨界における新たな前例を生み出すアプローチとのこと。

Catapultは性能向上のためにその仕様全体を一新し、JavaからC++へと移行し、遅延軽減と双方向通信向上のため、httpプロトコルからsocket通信へと移行します。
Catapultは地理的に分散した状態でも、1秒につき4桁以上もの高いトランザクションを処理するなど、高スループットにも対応可能な、高いパフォーマンスを発揮する製品です。
Nem公式サイトより

実装されるまでに価格が上がるのは間違いなさそうですね。

新たなエコシステム形成へ

Catapult(カタパルト)は、Mijin(ミジン)だけでなくNem(ネム)にも提供されるようになっておりますので、Nem(ネム)の公開型ブロックチェーン、Mijin(ミジン)のプライベート型ブロックチェーンと、お互いの良いところを活用出来るだけではなく、お互いをフォローし合いながら発展していける組織体制が整えられているのも一つの特徴だと思います。

Mijinが初期のバージョンからNEMとの共通API・仕様を貫いてきた理由は以下の通りです:

  • 既存NEMアプリケーションの活用
  • 開発コミュニティの共有と活性化
  • パブリック(NEM)とプライベート(Mijin)の両タイプのブロックチェーンを活用したアプリケーション開発の効率化

今後はMijinとNEMがより密接に協業することにより、単にAPI仕様の互換性を保持するだけではなく、企業体であるテックビューロとオープンソースコミュニティであるNEMを矛盾なく融合した、新たなエコシステムの形成を目指します。

Mijin公式サイトより

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引用:Mijin公式サイト

Mijin(ミジン)は既に情報公開済み

Mijin(ミジン)は最新の完全資料を2017年6月に公開しております。
※2017年10月時点

テックビューロ株式会社では、2017年5月17日、一般社団法人全国銀行協会(全銀協)の「ブロックチェーン連携プラットフォーム」プロジェクトへの応募と共にmijinの製品資料を一般公開いたしました。

その後、ブロックチェーン推進協会BCCCでの講演資料、日本仮想通貨事業者協会JCBAでの講演資料と次いで公開し、本日6月7日までに実に合計1万人以上の方に資料をダウンロード頂きました。
Mijin公式サイトより

結局いつリリースされるのか

すごい技術なのは分かったけど、そもそも2017年夏に公開とのことだったが、いつ公開されるのでしょう。

現状「COMSA(コムサ)」が話題沸騰中ですので、「Catapult(カタパルト)」の公開は年末~2018年になるのではないでしょうか。

リリースが決まり次第Nem(ネム)の価格もさらに上がるでしょうから、安いタイミングで買い増しすることをオススメします!

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【解説】コインチェック取扱通貨~Nem(ネム)とは~

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【必須】日本で最も評判の取引所「コインチェック」の正しい使い方とメリット・デメリット

2017.09.14

 

最後に:複数取引所を登録する必要性とは

仮想通貨取引所はいくつか登録しておき、相場(価格や手数料)により、使用する取引所を代えて取引する事が手数料等を抑えて損をしないための重要なポイントになります。
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最大のポイントになるのは手数料の低さではないでしょうか。Nem(ネム)の場合、取引手数料が0.1%とかなり低いので、他所でNem(ネム)を取扱いしている方は、こちらへ切り替えた方がよいでしょう。
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