【得する】コインチェックのトレードビュー機能(指値・逆指値注文方法)について

 

コインチェックでのビットコイン売買方法

1.「コインを買う」

コインチェックを利用してビットコインを買う、最も単純で簡単な売買方法です。
ビットコインを欲しい(買いたい or 売りたい)量入力するだけで、販売所のレートでの売買が即座に可能です。
今すぐにでも取引を行いたい人向けの売買方法です。

販売所のレートには、運営会社に対する手数料も含まれております。
価格により手数料の相場も変わるので、変動も激しく高い手数料を払うことになりますので、オススメできません。

アプリを用いた売買の場合は、この方法での売買しかできませんので注意してください。

2.取引所での売買

取引所でのビットコイン売買の方式は、株式の売買に似ています。
こちらの画面では先程のかんたん取引のようにすぐに売買は出来ません。
買いたい、売りたいという人が注文を出し、売買で価格が一致するときに取引が成立するという方式です。

まずは自分で売り買いする値段を決めて数量を入力し「注文」してその値段以下の値段で売ってくれる注文済みの方がいれば買えますし、売りたい場合はその値段以上で買ってくれる注文済みの方がいれば売却できます。

3.トレードビューでの売買

3つ目が数字やグラフが表示されているトレードビュー機能を用いた取引です。
「コインを買う」「取引所での売買」より情報量の多いトレードビューの画面は、株やFX未経験な方だとごちゃごちゃしていて使いにくい印象を持つかも知れませんが、ある程度取引を行っていくにつれ、最終的にはこの画面で取引するようになります。

なぜなら…

※アプリからはトレードビュー機能は使うことが出来ません。ブラウザからPC表示モードにすると表示は可能ですが、なかなか使いにくいのでオススメできません。
※取り扱えるのはビットコインだけです。

では実際にどのようにして取引を行うのか、トレードビュー画面の解説を行いながら解説します。

トレードビュー機能の使い方

コインチェックにパソコンからログインします。
画面上部に「取引所」というメニューがあるので、クリックすると「トレードビュー」というメニューが表示されますので、そちらをクリック。

「トレードビュー」の画面を見ることが出来ます。

トレードビュー画面の見方

1.保持している(円/BTC)

入金済みの円やBTCの所有額が表示されます。
各表示項目については以下で説明します。

ー残高ー
Available 保持額
In Use 注文中の額
Debut 信用取引で借り入れ額
ーレバレッジ残高ー

コインチェックでは入金額の5倍のレバレッジを掛けることができます。
資本が少額でも5倍した額(1万円→5万円)の扱いをすることができるので、多く利益を得ることも可能になりますが、基本は現物(レバレッジを効かせない事)で取引に慣れましょう。

レバレッジ取引とは
少ない投資資金で大きな取引を行うことで、FXでは、取引額に対して投入している資金の倍率を「レバレッジ○○倍」と表しています。 同じ1円の変動でもレバレッジ1倍では1万円の損益ですが、レバレッジ10倍では10万円の損益となります。
野村證券より

ーレート計算ー

表示時点の為替の情報(レート等)が表示されます。

2.資産

所有している仮想通貨の現在のレートと円の合計金額が表示されます。ですので、入金してビットコインを1回も取引をしていなければ、入金額が表示されることになります。
入金した金額より、表示額が増えれば利益を得ていることになります。

※レバレッジ取引を行った場合は、借りたぶんのビットコインの価値は含まれません。

3.注文項目

注文を行う方法(種類)を選択できます。

ー注文ー

現物(レバレッジをかけない事)で金額を指定して注文する項目です。

ー成行注文ー

成行注文とは価格を指定せず、「いくらでもいいから買いたい・売りたい」という注文です。価格を指定しないので、即座にその時の一番安い(低い)売り注文、または一番高い買い注文と約定します。

金額を指定せず、安い(高い)順に指定した量だけ売買します。
早く取引が出来る点はメリットではありますが、想定外の金額で取引をすることになる場合もありますので、初心者の方は使わないほうが良いでしょう。

ー信用取引ー

取引所に入金した円を証拠金に最大5倍までビットコインを借りることが出来ます。
利息は0.05%/日です。
ビットコインは持っていないけど、売りから入りたい場合に借りたりします。
高値でビットコインを売って安値で買い戻して返済すれば利益が得られる可能性があります。

ーレバレッジ取引ー

レバレッジ取引は5倍のレバレッジをかける取引でFXと同じ感覚でやり取りができます。
初心者の方はまずは現物で挑戦し、慣れたらレバレッジ取引の方が取引ごとの収支が分かりやすくなっているので、触ってみてもよいかもしれません。
損失も現物より大きく膨らみますので注意しましょう。

ー逆指値を有効にするチェックボックスー

指値注文とは、「この価格まで株価が下がらなければ、その株は欲しくない」とか、「この価格でなければ売らない」というときに使います。

逆指値注文とは、「ある価格以下になれば売る」という注文をあらかじめ入れておくことで、株価が急落した時に自動的に売り注文が出せて、損が大きくならずに済むのです。

自分が思った通りの値段で取引ができる点がメリットですが、希望した価格にならないと取引ができないので、株価が急騰しているときや、反対に急落しているときは向いていません。

4.注文欄

ビットコインを売買するときに金額や数量を指定します。
ビットコインを買いたい場合は上の「買い注文欄」に、売りたい場合は下の「売り注文欄」に入力します。
ちなみに、最小取引単位は0.005BTCからと、小額からでもトレードに参加できます。
※1BTC=450,000円の場合 0.005BTC=2,250円

5.チャート図

株とかFXとかしている人が、たくさんのディスプレイに映しだしているグラフってイメージが強いかと思います。
これが「チャート図」と呼ばれるグラフで、これまでの値動きを示しています。
上下に線が出ているこのグラフは「ローソク足」と呼ばれるものです。

ー「ローソク足」とはー
ローソク足は日本のチャートの代表であり、世界で一番精巧に工夫されている罫線であるといっても過言ではないでしょう。この足型は4本値(始値・高値・安値・終値)を使用しローソクの形に表したチャートです。

始値よりも終値の方が高いものを陽線といい白ヌキで、始値よりも終値の方が安いのを陰線といい黒ヌリで表します。また安値と高値は上下に突き出したヒゲと呼ばれる線で表します。 ローソク足には日足、週足、月足、年足などの種類があります。・・・

株の達人より

右上の「5min」などと書かれている所をクリックすると、ローソク足1本あたりの時間を変更できます。「5min」なら1本のローソク足は5分間の値動きを表しています。

このチャートの見方を抑えておけば、今後どういう動きをするかの判断基準にすることが出来ますので、最初は大変かもしれませんが、チャートをローソク足で表示してみる習慣は大切かと思います。

6.注文履歴

ここでは今までの注文した内容を確認することが出来ます。
未約定の注文であれば、数字の横の「Cancel」をクリックすることで注文を取り消すことが可能です。

7.注文一覧

注文一覧は自身を含め、コインチェック全体の買いと売りの注文が一覧になって表示されています。
左の緑数字がビットコインを買いたい人の値段。
右の赤の数字がビットコインを売りたい人の値段になります。

例えば上の図の状態ですと、「0.03BTC分を1BTCあたり148,134円で売るよ!」という売り注文が最安値のBTC売りです。0.03BTCまでであれば、この金額で注文すると即座に購入できます。リアルタイムに変動しているのでここに表示されている金額で注文が成立しない場合もあります。

8.取引履歴

一番左は最新のコインチェックの売買履歴です。
上が新しく下が過去の成立取引となっています。
上昇相場の時は緑の買い数字が多くなりますし、下落相場の時は赤の売り文字が多くなりやすいです。
金額だけでなく、数量情報もありますので、大きな売買が直近で発生したかどうかも分かります。

 

結局なぜトレードビューがオススメなの?

ここまで画面等にフォーカスをあて説明してきましたが、最大の魅力は注文方法を選択できる点にあります。
もちろんレバレッジを用いることで、少額でも多額の利益を得られる可能性があることや、信用取引によってビットコインを借りることもできる点などは魅力的ですが、何より指値注文/成行注文を駆使することで、販売所で高い手数料を払って売買することによる損がなくなる点が最大の魅力だと思います。

注文方法 メリット デメリット
指値注文 好きな株価を指定できる 約定の優先順位は低い
成行注文 約定が優先される 予想株価よりもズレる場合がある

もちろんメリット・デメリットはありますが、自身が設定したポイントで自動で約定処理をしてくれる。取引所相手の売買よりも有利な値段で買い注文、売り注文が出来るため、是非利用してみてください。

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