先日仮想通貨リスク(LISK)が高騰した理由について、下記記事にて説明しましたが、予定通りベルリンミートアップが11月22日(水)に開催されました。
そこで発表された内容について、説明したいと思います。
先日の記事についてはこちら↓
目次
1.そもそも仮想通貨LISK(リスク)とは
リスク(Lisk)は分散型アプリケーションプラットフォーム(ブロックチェーンに基づき、管理者が不在でも自動で動くプラットフォーム)に分類されます。
また、そのプラットフォームで利用される通貨を「LISK」と呼びます。
特徴としては、「スマートコントラクト」「サイドチェーン」「フォージング」「javascriptの採用」と言ったキーワードに着目されています。
Lisk(リスク)とは
Liskは分散型アプリケーションプラットフォームです。プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。Liskには3つの特徴があり、一つ目はスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用していること。二つ目はアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用していること。三つ目は、DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムを開発者が自由にカスタマイズできることです。
コインチェック公式サイトより
詳細については、別の記事にまとめておりますので、こちらの記事を参照してください↓
2.ベルリンミートアップの内容
ーLisk core 1.0アップデート【2017年中】ー
Lisk Coreのアップデートについては、以前からの予定通り年内に行われるとのことですので、期待するユーザによる買いによって、高騰が期待できるのではないでしょうか。
アップデートのないようについては以下を参照にしてください。
Core 1.0のアップデートについても期待度が高くなっています。core 1.0のアップデートではサイドチェーンの強化と、規模の拡大化を実現する予定とされています。
アップデートの日程としては、2017年12月を予定されていますが、詳しい日程はまだ発表されていないので、ベルリンミートアップ時に発表されるみたいですので、そこまでは右肩あがりで高騰していくのでないでしょうか。
このアップデートは元々、2017年9月に実装される予定でしたが、12月へ延期となっていました。
9月アップデートを期待していた人たちが投資していた分の資金が、延期に伴い流れたため、一時的に価格が下がりはしましたが、その当時の最高値をすでに大幅に更新している状態です。これらの価格の推移からも、いかに期待されているかを読み取ることができます。
しかし、もしまたアップデートが延期・中止となった場合は、理由にもよるでしょうが一時的に下げ(売り)が走ることになることが推測されるので、注意が必要となります。
以前からサイドチェーン技術をアップデートする旨の発言がちらほらあったようですが、予定通りの実装となります。
やはりブロックチェーンに直接手を加える必要がない分、今後もアップデートの動きは活発に進んでくれれば、よりよい通貨になるのではないでしょうか。
ミートアップ前の高騰でも1,200円前後まで上がりはしましたが、そこを超える程度の盛り上がりがあってもおかしくないのかな。と思っております。
ーモバイル&デスクトップアプリ【2018年3月まで】ー
スマートフォン端末やデスクトップPCで利用できるアプリケーションのリリースを今年度3月までに実装するとのこと。
誤解しがちかも知れませんが、単にリスク(LISK)をスマートフォン端末やデスクトップPCで利用するためのアプリケーションではなく、「アプリを開発したり、他人が開発したアプリの一機能をオープン(ライブラリ)化を行うことで、より多くの人がリスク(LISK)のサイドチェーン技術を用いた開発を容易にしてくれる仕組みのこと」とのことです。
ーリブランディング【2018年2月20日】ー
LISK社の開発しているコアメンバーが変えたいとのことらしいので、まあ変わるのでしょう。
※リブライディングとは
今までのLISK(リスク)ブランドをフルスクラッチで構成しなおすことをさしています。
なので、もしかしたら名称やコードの変更もありえますね。リブランディングの内容としては、以前に発表されていた内容から推測すると、ユーザビリティの向上や企業との開発パートナーシップ等が考えられます。
ーSDK配布【2018年4月】ー
以前の記事にも記載しておりましたが、より多くのエンジニアのリスク(LISK)を用いた開発を支援するためのツールキットを配布するとのこと。
SDKがあるかないかの差は、エンジニアでない方にとっては分かりにくいかも知れませんが、カレーを作る時にルーを一から作るか、レトルトの物をチンして使うかぐらいの差があるのです。
SDKを一般に公開・配布することにより、多くのエンジニアがサイドチェーンを用いた開発に携わることが可能となり、より効率的に開発を行える環境が整うことにより、さらに良い仮想通貨と成長することを期待されています。
また、LISK(リスク)の開発言語についても、「javascript」を採用している為、世界の多くのプログラマが関わりやすくなっています。
※「javascript」は世界で使用されているプログラミング言語のトップグループに位置している。人間の言葉でいう英語みたいなもの公開時期としては、アップデートと同様の12月が予定されていますので、こちらもミートアップで決定日時が発表されるのでしょう。
アプリの実装と同様に、より多くのプロジェクトが進めば通貨としての価値も上がっていくのではないでしょうか。
ー分散型取引所【2018年7月】ー
分散型取引所?馴染みがないキーワードだとは思いますが、通常の仮想通貨取引所とどのように違うかというと、ビットコイン(ブロックチェーン技術)同様に中央管理者が存在していなくても取引が可能になる取引所のことを指しているようです。
リスク(LISK)を保持している人がアクセスキー(秘密鍵)を使用し、取引を行うことで可能になるとのこと。
このような取引所へ移行していくとか。
3.ミートアップ後の価格変動
ミートアップの内容に関わらず、イベント後は価格の変動が見られるのは仮想通貨界であるあるですが、リスク(LISK)の場合も同様に発表後は下降が見られますね。
しかし、今後のスケジュールを加味して考えると、落ちたタイミングで保持しておいた方がよいのではないでしょうか。
4.今後について
SDKの配布により、世界中のプログラマがリスク(LISK)のサイドチェーンを用いた開発が可能となり、今後さまざまなプロジェクトが進められていくのではないでしょうか。
LISK社が正式な発表を2018年2月20日にベルリンで実施するとの事ですので、リブライディングの発表と合わせて、新たな発表等を期待したいと思います。
そこに向けてさらに価格が高騰する可能性もあるので、それまでに保持できる準備は進めたいですね。
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最後に:複数取引所を登録する必要性とは
仮想通貨取引所はいくつか登録しておき、相場(価格や手数料)により、使用する取引所を代えて取引する事が手数料等を抑えて損をしないための重要なポイントになります。
登録数が多く、オススメできる国内取引所を紹介します!
1.coincheck(コインチェック)~初心者にオススメ~
初めて仮想通貨を取り扱う人に使ってもらいたい取引所です。
WEBサイトやスマートフォンアプリが非常に使い易く、少額から取引が可能ですので、初めて取り扱う人には最適です!
取扱通貨数が多いことも魅力のひとつです。
2.Zaif(ザイフ)~低手数料、自動積立~
最大のポイントになるのは手数料の低さではないでしょうか。Nem(ネム)の場合、取引手数料が0.1%とかなり低いので、他所でNem(ネム)を取扱いしている方は、こちらへ切り替えた方がよいでしょう。
また、新たなサービスとしてビットコイン・イーサリアムの自動積立を行っています。定期預金のように毎月決まった額分自動で購入が可能となります。
3.bitflyer(ビットフライヤー)~CMでも有名な取引量国内1位~
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