【2017年9月15日】仮想通貨大暴落の原因とその後について

2017年9月12日~仮想通貨全体の価格が大暴落しております。
以下はコインチェックで取引が可能な通貨ですが、全盛期より半値以下まで暴落している通貨もあります。

【2017年9月14日】チェックコイン 仮想通貨一覧

下記の画像を見てわかるとおり、たった15日しか経っていないのにとても大きく価値が変動しているのがわかると思います。

仮想通貨業界で「金」と呼ばれ、時価総額1位のビットコインについても同様で、大きく暴落しております。

【2017年9月15日】ビットコインチャート

今回の記事では、大暴落の原因となった主要な出来事を解説いたします。

中国ICO(未公開通貨による資金調達)規制

中国政府としては、頻発しているICO詐欺から投資家を守るための規制(詐欺防止)やマネーロンダリング対策を目的としての規制が発表されました。
今後一部解禁していくかどうかは検討中とのことですので、永遠に禁止というわけではなく、ちゃんとしたルール決めに要する時間稼ぎの為の規制だと考えられます。

【上海=張勇祥】中国人民銀行(中央銀行)など中国の金融当局は4日、独自に仮想通貨を発行して資金を集める「新規仮想通貨公開(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)」を禁止すると発表した。ICOを「許可を得ていない違法な調達行為」と位置づけ、金融秩序を乱しかねないと判断した。
決定は即日で有効とし、個人や企業を問わずICOによる資金調達を停止するよう求めた。中国では2017年に入りICOが急増、1~6月の調達額が人民元換算で26億元(430億円)に上ったとの集計がある。ICOはビットコインなど仮想通貨を調達するケースが多く、ICO禁止で仮想通貨の需要が減少する可能性もある。
日本経済新聞より

なお、アメリカとシンガポールでもICO規制について検討されている状況です。
今回の中国と同様、価格に大きな影響を与える可能性が考えられますので、アンテナを張って対策が必要となるでしょう。

中国大手取引所、ビットコイン取引一時停止を宣言

中国大手「ビットコイン中国」で仮想通貨の取引停止を発表した。
大手3取引所の1つであるため、追随して残りの大手2取引所「OKコイン」「火幣」も同様な対応を行う可能性も考えられます。
その場合は更なる暴落も考えられますので、動向を確認して取引を行う必要があるでしょう。

マイニング事業に対する影響

仮想通貨の取引が出来ないのであれば、マイニング事業に参入している人も今後減少していくではないかと想定できます。
店頭でのビットコイン決済は容認されたとしても、取引所による取引が停止となると、売買による利益が見込めなくなりますから。。。
すでに仮想通貨の取扱いを行っている人はそのまま保持していたとしても、中国における新規参入者は下落していくでしょう。

中国にある仮想通貨の3大取引所の一つ、「ビットコイン中国」は14日、新規利用者の登録をやめ、9月末で仮想通貨と人民元との交換など全取引を停止して閉鎖すると発表した。ほかの取引所も閉鎖されるとみられる。取引量の多い中国の規制は世界中の仮想通貨をめぐる議論に影響しそうだ。
朝日新聞より

JPモルガンダイモン氏による「ビットコインは詐欺」発言

米銀JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は12日、同行のトレーダーが仮想通貨ビットコインの取引を行ったとしたら解雇すると言明しております。
この発言については、マネーロンダリングなどによって、犯罪者が裕福になること等懸案事項に対した予防措置といった意味合いが強そうです。
ただし、ビットコインの根底技術である、ブロックチェーンについては有益だとも発言しているので、今後規制の方向によっては発言が撤回される可能性もありそうです。

ダイモンCEOはニューヨークでの投資家会議で、ビットコインは「良い終わり方はしないだろう」と述べ、バブルがはじけると予言。「これは詐欺」であり、最古のバブルと言われる17世紀オランダの「チューリップ球根より悪い」と指摘した。
Bloomberg
より

 大暴落は仮想通貨投資を始めるビッグチャンス

仮想通貨界全体が大暴落しているため、新たに仮想通貨取引を行いたい人にはまたとない機会かもしれない。
価値の変動が激しい業界ではあるが、まだまだ長期で考えると成長する市場であるため、1,000円でも2,000円でも投資しておくことをオススメします。

オススメの仮想通貨

1.リップル(XRP)

2.イーサリアム(ETH)

2017年9月15日時点で、リップル(XRP)とイーサリアム(ETH)に関しては9月1日時点から半値以下まで暴落しております。
時価総額ランキングでも上位に位置しており、それぞれの特徴も今後まちがいなく世間で求められる通貨となる見込みがありますので、今このタイミングで購入しておくことをオススメします。

10月に控えているビットコインのハードフォークでも、暴落は期待できるが、今回まで下がるかは定かではありません。
低い投資額で始めることが出来るので、この機会に購入しておいては如何でしょうか。

【必須】日本で最も評判の取引所「コインチェック」の正しい使い方とメリット・デメリット

2017.09.14

投資家が底地と判断した場合、「安く多くのコインを買う」買い増し行為を行うことで、暴落する前の価格近くまで高騰することが大暴落の後に起こっております。
コインチェックで取り扱っている通貨は、暴落と高騰を繰り返しながらも成長を続けておりますので、今回は同様に暴落後には高騰がまっているのではないでしょうか。
本人確認等により、取引を行うまで時間がかかりますので、登録はお早めに!

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