ビットコインで電気料金を支払う~「coincheckでんき」とは~

月間取引額約 5,000 億円のビットコイン国内取引所「coincheck」を運営するコインチェック株式会社が提供する、公共料金の支払いにビットコインが使える国内初のサービス「coincheckでんき」。
「coincheckでんき」は仮想通貨を利用している方は、ぜひ利用したいサービスです。プランとサービスなどの基本情報に加えて、「なぜおすすめと言えるのか」「コスト的にどれくらい得があるのか」「他社の電気サービスと比べてのメリット・デメリット」を詳しく解説します!

「coincheckでんき」とは

電気の品質や供給の仕組みを変えることなく、電気代の支払いがビットコインで可能になります。
また、電気料金の支払額に応じてビットコインを貯める事ができるサービスです。

小売電気事業者の株式会社イーネットワークシステムズ(以下、ENS)と業務提携し、お客様に電力を供給いたします。
既存の電力会社の送配電ネットワークを使用してお客様に届けられるため、これまでと変わらない品質での安定供給が可能です。
また、電気の品質や送電の仕組みは同じなので、停電のリスクが高まることはありません。

株式会社イーネットワークシステムズとは

2015 年 4 月設立。小売電気事業者(登録番号:A0067)のイーネットワークシステムズ(ENS)は、「イニシャルコスト0(ゼロ)での電力事業参入」を可能とする電力小売のプラットフォームを運営。提携事業者を経由して電力をお客様に供給している。
親会社の三ッ輪産業は、創業77年の老舗LPガス事業者。
関東地方に直売・卸合わせて約20万の 顧客基盤を保有。

ENS

coincheckでんきプラン

coincheckでんきには2つのプランがあります。

1.「生活するだけでビットコインが貯まる」ビットコイン付与プラン

電気料金、支払方法は今までの電力会社と同一ですが、削減した電気代の1~7%をビットコインで還元します。
還元分のビットコインがcoincheckウォレットに貯まります。

例:月の電気代が平均して4,500円の場合

エリア BTC付与額(月) BTC付与額(年)
【関東】 180円~270円 540円~3,780円
【関西】 225円 2,700円
【九州】 90円~225円 1,080円~2,700円

※BTC・・・ビットコインを表すコード(略称)
※使用ワット数により異なります。

付与プラン

2.「電気代をビットコイン決済」ビットコイン決済プラン

既存の一般電気事業者のプランよりも電気代が1~7%程度安価です。
電気料金の支払をビットコインで決済していただくことができます。

例:月の電気代が平均して4,500円の場合

エリア 割引金額(月) 割引金額(年)
【関東】 180円~270円 540円~3,780円
【関西】 225円 2,700円
【九州】 90円~225円 1,080円~2,700円

※使用ワット数により異なります。

決済プラン

3.割引率・付与率

北海道、東北、関東、中部、関西、中国、九州エリアに電気を供給いたします。供給エリアは順次拡大予定です。
※北陸電力、四国電力、沖縄電力、その他離島は供給対象外となります。

北海道電力 圏内

  • 30A : 1%
  • 40A : 4%
  • 50A : 6%
  • 60A : 7%

東北電力 圏内

  • 40A : 3%
  • 50A : 4%
  • 60A : 5%

東京電力・中部電力 圏内

  • 従量電灯B 40A : 4%
  • 従量電灯B 50A : 5%
  • 従量電灯B 60A : 6%
  • 6従量電灯C : 6%

関西電力 圏内

  • 平均使用量350kWh以上 : 5%

中国電力 圏内

  • 平均使用量300kWh以上 : 5%

九州電力 圏内

  • 40A : 2%
  • 50A : 4%
  • 60A : 5%

株式会社イーネットワークシステムズ(ENS)は、国内・海外で発電実績豊富な丸紅グループの電力会社「丸紅新電力」と提携し、利用者に既存電力会社と変わらない安定した電気を供給してくれます。

coincheckでんき利用までの流れ

1.「coincheck」アカウント登録

アカウント登録後、本人確認を行ってください。

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2017.09.14

2.「coincheckでんき」申し込み

約款と重要事項説明書を呼んで、申込みを行います。申込みにあたり、名前、住所、電話番号、供給地点特定番号、現在契約している電力会社名、現在のお客様番号(契約番号等)を調べて入力する必要があります。

番号の調べ方 北海道電力 東北電力 東京電力 中部電力 関西電力 中国電力 九州電力

3.電力の現契約を解約

現契約の解約については、coincheck側で行いますので、不要です。

4.メーター交換

スマートメーターが装着されていない場合、スマートメーターへの交換を無料で可能です。電力会社によっては交換により停電が発生する場合がありますが、その場合は事前に地域の電力会社から契約者へ連絡があります。

5.供給開始

申込みから3週間〜1ヶ月半経過した後の最初の検診日から電力の供給が開始されます。

6.料金請求とビットコイン付与・決済開始

電気料金の支払い・ビットコイン付与は原則として利用月の翌月末となります。
ビットコインの交換レートは対象日の12:00時点でのcoincheckにおけるレートとなります。

申込みにあたり注意すること

契約者名義について

申込時にcoincheckに登録されているお名前、メールアドレスをENSに連携します。
coincheck登録者と電力の契約者は同一である必要がありますので、もし名義が異なる場合には、変更が必要となります。

ビットコイン残高が不足した場合

ビットコイン決済プランで決済時に残高が足りなかった場合は、ENS申し込み時に登録したクレジットカードで決済を行います。この場合、ビットコインが付与されることになります。
お申込み後、プランの変更はできませんのでご注意ください。

まとめ

現在契約している電力会社と比べて質が下がるわけでもなく、電気代の削減(またはビットコイン付与による収益)が可能となりますので、すんでいるエリアが対応しているのであれば、検討してみる価値はあるでしょう。

どちらのプランが良いのか

ビットコインを持っている、持っていないに関わらず、「ビットコイン付与プラン」が良いでしょう。
今後ビットコインの価値上昇率をを中長期的に考えると、ビットコインを付与してもらう方が、トータル的に得する金額が大きくなる見込みが高いからです。
現在ビットコイン1枚450,000円程度ですが、オリンピックまでには価値が2倍近く上昇する可能性があります。
そうすると、円の割引を今受けるのではなく、長い目でみて割引分のビットコインを積み上げていくほうが、ビットコインの価値が大きくなるにつれて得する金額も大きくなっていくからです。
まだまだ仮想通貨の市場は大きくなっていきますので、この機会にアカウントがない方は登録し、「coinckeckでんき」へ切り替えることをオススメします!

 

最後に:複数取引所を登録する必要性とは

仮想通貨取引所はいくつか登録しておき、相場(価格や手数料)により、使用する取引所を代えて取引する事が手数料等を抑えて損をしないための重要なポイントになります。
登録数が多く、オススメできる国内取引所を紹介します!

1.coincheck(コインチェック)~初心者にオススメ~

初めて仮想通貨を取り扱う人に使ってもらいたい取引所です。
WEBサイトやスマートフォンアプリが非常に使い易く、少額から取引が可能ですので、初めて取り扱う人には最適です!
取扱通貨数が多いことも魅力のひとつです。

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

2.Zaif(ザイフ)~低手数料、自動積立~

最大のポイントになるのは手数料の低さではないでしょうか。Nem(ネム)の場合、取引手数料が0.1%とかなり低いので、他所でNem(ネム)を取扱いしている方は、こちらへ切り替えた方がよいでしょう。
また、新たなサービスとしてビットコイン・イーサリアムの自動積立を行っています。定期預金のように毎月決まった額分自動で購入が可能となります。

3.bitflyer(ビットフライヤー)~CMでも有名な取引量国内1位~

国内ビットコイン取引量1位の老舗取引所であるbitflyerは、安全性が高いのはもちろんのこと、ビットコインFXサービス(レバレッジ15倍)も提供していますので、仮想通貨の取扱いに慣れてきた人にはオススメです!

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