【解説】コインチェック取扱通貨~Litecoin(ライトコイン)とは~

銘柄 コード 発行
上限
時価
総額
ランク
 その他
・ライトコイン
LTC 8400万  5位
  • スタート: 2011年10月8日
  • 開発者: Charles Lee
  • 暗号化方式: Scrypt
  • 認証アルゴリズム: Proof of Work(PoW)
  • 承認時間: 約2.5分
  • 報酬: 50LTC(半減期は約4年に1回)

アルトコインの先駆けであるLitecoin(ライトコイン)の将来性と特徴、その他仮想通貨との比較についてご紹介していきます。

1.仮想通貨Litecoin(ライトコイン)とは

「ビットコインを金とするなら、ライトコインは銀を目指す」
仮想通貨を取り扱ったことがある方なら、一度は耳にしたことがあるかと思います。
これはライトコインの開発者であるCharles Lee(チャーリー・リー)氏の言葉です。

ライトコインはビットコインを元に開発された仮想通貨で、基本的な仕組みはビットコインと同様になっていますが、ビットコインの欠点を改修し、より「決済」での利用が想定された仮想通貨となっています。

Litecoin はピアツーピアのインターネット通貨になります。ほぼ無料に近い手数料で、世界中の誰にでも即座に支払いを行うことができます。中央集権型とは異なる完全分散型であり、オープンソースでグローバルな決済ネットワークとなります。数学によりネットワークの安全性を確保し、個々人による財政管理能力を高めています。主要な数学ベースの通貨と比べ、トランザクションの確認時間が短く、ストレージの効率性に優れているのが特長です。業界による多大な支持、取り引き量、流動資産などの実績を見てわかるように、Litecoin は Bitcoin を補完する商取引媒体となります
公式サイトより

2.仮想通貨Litecoin(ライトコイン)の特徴

ライトコインの特徴をビットコインと比較しながら見てみましょう。

銘柄 コード 発行
上限
時価
総額
ランク
 その他
・ライトコイン
LTC 8400万  5位
  • スタート: 2011年10月8日
  • 開発者: Charles Lee
  • 暗号化方式: Scrypt
  • 認証アルゴリズム: Proof of Work(PoW)
  • 承認時間: 約2.5分
  • 報酬: 50LTC(半減期は約4年に1回)
・ビットコイン
BTC 2100万 1位
  • スタート: 2009年1月3日
  • 開発者: サトシナカモト, Bitcoin Core
  • 暗号化方式: SHA-256
  • 認証アルゴリズム: Proof of Work(PoW)
  • 承認時間: 約10分

・発行上限の違い

仮想通貨には発行上限が決まっていることが多く、ビットコインの場合、上限2100万枚に対し、既に1600万枚は発行されています。
一方ライトコインは、8400万枚を発行上限としており、ビットコインの約4倍のコインを発行することになります。

・マイニングの難易度の違い

ライトコインのマイニング(取引データの帳簿整理)の難易度は、ビットコインと比べて低いと岩手います。ビットコインの場合は専用の機械によるマイニングが必要となりますが、ライトコインの場合は一般的な性能のPCでも可能となっています。

・決済スピードの違い

ライトコインの決済スピードはたったの2.5分という非常に短い時間で決算をすることができ、ビットコインの約4倍ものスピードになります。
もともとビットコインの大きな課題であった決済スピードを改善することに成功したライトコインは利便性が高い仮想通貨だと言えますね。

Litecoinのblockchainは、対称のBitcoinより多くのトランザクションを取り扱うことができます。より頻繁にブロックが生成されるため、ソフトウェアを将来的に改良する必要なく、ネットワークを多くのトランザクションに対応させることができます。
その結果、売り手側も素早く認証を得ることができます。同時に金額の大きな商品を販売するときは、多くの認証を待つ事もできます。

 

3.仮想通貨Litecoin(ライトコイン)の将来性

・「Segwit」の実装

ビットコインへの実装についてや、イーサリアムへの実装などで騒がせているSegwitがすでにライトコインは実装されています。
簡単にどのようなものか説明すると、「一回に取引できる量を増やす」技術になります。

ーSegwitとはー

Segwitとは、正式にはSegregated Witnessといい、トランザクションデータから署名にあたる部分(Witness)を分離(Segregate)するソフトフォーク提案のこと。これを導入すると、トランザクションデータのうち署名の検証に必要のない部分を書き換えることで、同一のトランザクションに対して第三者が全く別のTxId(トランザクションID)を付与できてしまう「トランザクション展性」の問題を解決できる。
ビットコインニュースより

・「Litecoin.com」で利用可能

下記のイメージでも分かるとおり、ライトコインは既に「Litecoin.com」というサイトやその他のサイトで、家庭用品などを購入することができますし、今後もどんどん利用できるお店が増えてくると言えます。

参考:Litecoin.com

日常的に使える利便性が高い仮想通貨をお探しの方はライトコインが向いていると言えますね。

4.仮想通貨Litecoin(ライトコイン)の購入方法

・国内取引所での取り扱いはコインチェック(Coincheck)のみ

コインチェックの「コインを買う」から購入することが可能です。

Ethereum(イーサリアム)やRipple(リップル)、Zcash(ジーキャッシュ)やDash(ダッシュ)の取扱いができる注目の取引所「コインチェック」についてはこちら

【必須】日本で最も評判の取引所「コインチェック」の正しい使い方とメリット・デメリット

2017.09.14

5.狙い目とまとめ

ライトコインはビットコイン以外の仮想通貨の中では、あまり特殊な特徴(イーサリアムはスマートコントラクト、リップルはブリッジ通貨など)がない通貨です。
一応ビットコインの欠点の改善を試みてはいるが、あくまでビットコインの代替通貨として存在していく方向かと思います。ビットコインを金とした場合の銀という立場上、価格の変動についてもビットコインに比例しているように見えるので、なくなることは無いであろう仮想通貨のひとつであることは間違いないでしょう。
大きな利点として、ビットコイン同様に既に多くのサイト等で決済手段として普及しておりますので、決済手段として使いたい方にオススメが出来そうです。

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